密苗用田植え機じゃないけど密苗?1反に苗9~10枚植え。米農家は冬がヒマ;

はやく春作業はじまってほしいです。米農家は冬が暇なんですよね><

うちの春作業の一つ、種まきの話を呟いていきます。

最近何かと話題になっている密苗ですが、300g以上の種もみを苗箱1枚にまいて1反あたり6枚とかで植えるらしいですね。

うちの近所では苗箱1枚に180gをまいて1反14枚の苗を植える人が多いです。私は農業を始めたばかりのころから蜜苗に近い方法を取っていました。

うちでは田植え機は普通の蜜苗用では無い機械を使っていますが、1枚の苗箱に230gの種もみをまきます。そして田植え機の設定を一番少なく植える設定に近くして1反に10枚使うか使わないかで田植えをします。
だいたい1反に種もみ2.2kg~2.3kg入るように計算してます。

1町の田で96枚の苗コンテナ1台で植え終わるので丘回りの人の労力も少なくて済みます。

人に伝えるときは「うちは半密苗でやってます」と言っていますね。

周りの人には「大丈夫なのそれ?」と言われますが土地が良いせいでしょうか。7年位平均してコシヒカリで反10俵近くは毎年とれているので問題ないようです。
※一昨年の渇水時は9俵位しか取れませんでしたが;

ちなみに田植え後の写真はこれです。

植わっている量が頼りなく見える人もいるかもしれませんね。
始めは心配になるくらいスカスカですが、自分の感覚では途中から他の密植を追い越していく感じに思います。

今年から福島の米「天のつぶ」も作り始める予定ですが、天のつぶは多く植えれば植えるほど良いらしいので半密苗を1反15枚位で考えてます。

あぁぁぁ、早く春作業はじまらないかなぁ・・・・・・

おまけ、前に山形県の業者の人が来て自分の田で実演したホバークラフトでの初中期除草剤散布の様子です。

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