今回は前に紹介した自作ラジコンの作り方を簡単に説明していきたいと思います。
春の田んぼで使う初中期一発除草剤等で使えますね。
フロアブル(液剤)をまくタイプになり、1町の面積を約8分位でまけます。
簡単に探した商品だけを羅列したのでパーツをさらに探せばもっと安く作れる可能性は大です。
今回適当に紹介した商品では5万円前後で作れるパーツのみ紹介しています。
これらを組み合わせるなどして自分で試行錯誤しながら作るのは本当にたのしいです^^
割と適当に組み上げてもちゃんと動いてしまうので作り方は自由な感じです。
この記事に需要があるようであれば更に詳しい記事も書いていきたいと思います。
今回紹介するのは上の画像でいうところの1号機と3号機と同じパーツの組み合わせになっています。
まず、必要であろう材料たちを紹介します。最後に簡単な作り方のイメージになるような画像を載せておきます。
■まずは、メインの船になるボディーボードです。
1町分を一気にやりたい方は41インチ位のボディーボードが最適かと思います。5反位の面積でよければ37インチ位でも余裕だと思います。ボディーボードは軽ければ軽いほど良いです。
1号機のような5反分の小さいボードを使うとスピードはかなり出せますね。
■次はプロペラ。
船を前進させるプロペラです。自分はこの大きさを使っています。紹介しているものは2枚羽の付いた2枚ペラです。
2枚のプロペラでも良いですが、3枚羽がついた3枚プロペラが用意できるようでしたら同じサイズの3枚ペラでも良いでしょう。
■エンジン
前進するための動力になるエンジンです。ここでは飛行機ラジコン用の2ストロークエンジンを紹介しています。自分はMAX46クラスのエンジンを使いました。
エンジンに関しては1号機と3号機は同じエンジンを使っていますが、4号機は刈払い機のエンジンを使っています。
どちらも一長一短がありまして、
ラジコン用エンジンは軽いので多少土が見えているところでも滑って進んでくれるが、エンジンの始動方法や燃料が特殊。
草刈機のエンジンは、燃料は混合ガソリンで始動も楽、しかし、重量があるのでたっぷり水を張った田んぼじゃないと土に乗り上げて止まってしまいます。
■ラジコン用エンジンの点火に使うスターター
始動時にエンジンにセットすることでプラグを温めて手動でプロペラを回してやるとエンジンがかかります。
■舵を切る羽やエンジンの出力調整に使うためのサーボ
プロポ(ラジコンのコントローラー)を動かすとサーボが動きます。エンジンの調整や舵を取るための羽を動かします。
■3チャンネルプロポ
なぜ3チャンネル必要かといいますと、
1・エンジンの出力調整
2・舵とり
3・液剤を出すポンプ
で3チャンネル使います。ポンプ側はプロポのスイッチを押すことでオン・オフできるようにします。
■燃料タンク
燃料が無いとエンジンが動かないですね。
■フロアブル剤を田んぼに出すためのポンプ
電池で動くポンプです。
■電池ボックス2個
一つは受信機・舵取り・エンジン出力調整に使います。
もう一つは、ポンプを動かすために使います。
ボート側に電池8本必要になりますが、かなり電池の持ちは良いです。
■3チャンネルで使うポンプをオンオフするもの
ラジコン用のリモコン電子スイッチです。自分は1000円位で買いました。これに電池ボックスとポンプと受信機を繋ぎます。ポンプをオンオフするのに必要です。
■5リットル容器
1町分のフロアブル剤を入れる容器です。5反分でよければ3リットル位で十分です。
と、ここまでで、現在合計47,709円です。この他にエンジン等を固定するアルミ板等が必要になるので5万ちょっと超えるくらいでしょうか。
次は絵を使って簡単に作り方の参考になりそうな内容を書いていきたいと思います。
↑ おおまかな構図はこんな感じです。
「ポンプのオンオフをプロポでできるのになんでコックが必要?」
と思うかもしれませんが、フロアブル液剤の流量は変えれませんので、出すぎと感じたらコックを少し絞れば流量を変えることができます。
液剤の流量調節用です。
↑横から見た感じ。ダイソーなどに売ってる密封容器に電子部品を固定します。
灰色の部分はアルミの平棒等で組み上げると軽く仕上げることができるでしょう。
↑ 密封容器の中はこんな感じでしょうか。
実際、作りながらの考えながらで配置は自由です。固定方法もホットボンドで固めてしまう方法や、木材で仕切りを作って固定する方法等自由なアイデアで固定して良いと思います。
↑ ちなみに何個か作っているうちに、舵羽はハの字に取り付けると曲がるときに片方が浮くような挙動を取るので水をひっかけずにスムーズに曲がることがわかりました。
4号機に関してはボードの形が良かったので垂直に取り付けましたがこの部分も個人の試行錯誤ということで楽しみましょう。
↑ 舵羽の動かし方ですが、何パターンも試した結果この方法が一番簡単に作れる方法でした。
ホームセンター等に売っているステー類を加工して細いステンレズ棒等で動くように取り付けます。他にも4号機は自転車用のブレーキワイヤー等で引っ張ったのですがかなりパワーのあるサーボじゃないと動きませんでした。
↑ 1号機のフレームはこんな感じです。小さめの5反用です。
1号機はフロアブルを入れる容器を前に傾けて前に液剤を落としてボートの波で広げようと考えました。試験段階だったのでポンプも付けていません。
1号機は特にそうですが、ほんと適当にフレームを組み上げていますが全く問題なく進んでくれました(笑
3枚ペラを付けたのですが、スピード出過ぎました;;;
ボートとアルミフレームを固定する方法ですが、自分はこんな感じで取り付けました。
何ていう名称なのかわかりませんが、こんな感じのワッシャーをネットで探しました。
ボートの底に段差ができないので、植えたばかりの苗を痛めません。
ちなみにラジコン飛行機のエンジン始動方法ですが、良い動画があったので上げておきます。
革製の手袋等で回すと安全です。素手でやるとまじで指切りますからね;;;
簡単な説明になってしまいましたが、大体こんな感じで作りました。
参考になるかわかりませんが、ほんと適当に作っても動いちゃうんですよね・・・・
ボート自体も安いので失敗しても他の部品は無駄になりませんので是非みなさんも試してみてはいかがでしょうか^^
Great content! Super high-quality! Keep it up! 🙂
Thank you very much.